みなさんはジャグラーの設定判別正しく出来ていますか?なんとなく出そう!とかではなくしっかりと根拠を持った台選びが出来ていますか?
今回はジャグラーの設定判別に必要な項目をひとつひとつ解説し、どのような台が高設定の可能性が高いのかを書いていきます。
よくジャグラーは一日単位では【設定判別は不可能!】なんて言われますが特徴を抑える事で高設定のツモ率を上げ、結果的に勝率を上げる事は可能なので是非この記事を参考にしてたくさんペカらせちゃってください!
高設定の推測
ジャグラーでは5以上を高設定と言う認識が強く如何にこれを見抜くかがポイントになります。つまり設定5,6が期待出来るのかどうかある程度推測出来なければいけません。
ではどのようにその推測をするのかなんですがジャグラーでは主に総回転数、BB(ビッグ)、RB(レギュラー)確率、合成確率、ブドウ確率、チェリー重複確率で設定推測を行うと言われてます。
各項目機種による差が所々あるので今回は設置台数が多くわかりやすいアイムジャグラーを例に説明していきます。
総回転数(試行回数)
スロットにおける総回転数とは確率で言うところの試行回数となります。この試行回数が多ければ多いほどそれまでに起きた事の確率の信用度が増す事になります。
例を挙げると6面サイコロの1の目が当たりだとした場合当たりを引く確率は1/6(16.66%)ですが1回目で1の目が出たとしたら確率は1/1=100%になります。逆に10回振っても当たりを引けなければ0/10=0%です。
このように試行回数が少ないと本来の確率と実際に起きた確率に大きな差が生まれます。では100回振ったらどうなるか?1000回振ったらどうなるか?試行回数が多くなるにつれ1/6に近い確率になっていくと思いませんか?
スロットもこれと同じで総回転数(試行回数)が多くなるにつれ本来の確率により近くなり(当然ブレはあります)見えている確率の信用度が増す訳です。
つまり朝イチ等の早い時間帯から打ち始めて回転数の少ない内は各項目毎の確率の信用度も低く判別は非常に難しいです。逆に夕方や夜の時間帯で回転数が多く回っている台の確率はある程度信用できるという事になります。最低でも4000~6000回転は回っている状況で判断したいところです。
じゃあ朝イチから打ち始めて昼過ぎに高設定かどうか判別したい場合はどうすれば良いの?
これはかなり難しいです。どうしても少ない回転数で判断してしまうとやめた後に高設定挙動、高設定挙動だから続けたら結局低設定挙動という事に陥りやすいです。
もちろんあくまで確率なので8000Gとか回ってて高設定挙動でも確信は出来ませんが可能性はぐっと上がるのでなるべく回転数が付いててしっかりと設定推測をして打ち始める事をオススメします。ちなみに私は絶対に朝から打ちません笑
BB(ビッグ)確率
Aタイプのジャグラーはボーナスでコインを増やしていく機種なので獲得枚数の多いBBをたくさん引ければ出玉も増えて嬉しいのですが残念ながらジャグラー、特にアイムはBBの設定差が少ないので設定推測に使うにはかなり弱いです。
しかし設定差がない訳ではないので設定推測の意味でも多いに越した事はないくらいに考えておきましょう。
RB(レギュラー)確率
ジャグラーの設定判別と言えばド定番のRB確率です。特にアイムは全機種中断トツトップで4と5以上に設定差を設けていて設定4で1/315.1、設定5と6で1/255と分母差約60もあります。
ジャグラーにおいてRB確率は最重要項目であり途中で拾った台でもデータカウンターで確認出来る最強の設定判別要素です。当然RB確率が高ければ高い程高設定に期待が出来るのでデータカウンタで常に確認する必要がある項目です。
「RBに偏りすぎて伸びてないからこの台はダメだ」なんて言う方が居ますがそんな事はありません。BBと真逆の存在で引けば引くだけ枚数は伸びず残念な反面高設定への期待度は増していくのです。
高設定推測の私なりのRB確率のボーダーですが基本は設定5と6のRB確率以上か付近の台で、どんなに悪くても1/280以下でなければやめるようにしてます。
BBが全然引けなくてRB確率は設定5と6の値以上って台の場合はどうすれば良いの?
こういう台多いですよね。そしてこういう台はそのままずっと出ない気がするって考える人も多いと思います。しかし他にその台以上にRB確率の良い台がなければ私なら迷わず座ります。
理由はBBの設定差はかなり少なく(引けても引けてなくても設定推測への影響少)RBは設定差が多い(引けば引いただけ高設定の期待大)からです。
ジャグラーはAタイプであってゾーンや天井等はなく完全確率(いつ打っても常に当たる確率は同じ)なので「BBは本来の確率を大きく下回る、RBは高設定通りの確率で動いてる台」と解釈すれば高設定と判断するのが自然です。
合成(合算)確率
合成確率とは総回転数÷(BB+RB)で求めるBBとRBどちらかを引ける確率なんですが冒頭でも説明した通りジャグラーにはBB確率に設定差が基本的に少なく特に今回例に挙げているアイムジャグラーのBB確率は4と5が1/259、6で1/255とほぼ差がないんです。
1~6でも分母差が約18しかなく高設定の推測にはほぼ使えない、つまり大げさに言うと合成確率は必要としているRB確率に設定差の極めて少ない不純物であるBB確率が混じった数字なのです。
でも合成確率には設定差があるから合成確率が高ければ高いだけ高設定に期待出来るんじゃないの?
これが合成確率の罠です。例えば少し極端ですがBB30回、RB15回、総回転数5000Gの台があったとします。この場合BB確率1/166.6、RB確率1/333.3、合成確率1/111.1となりBB確率と合成確率は設定5と6の数値よりも遥かに高いですが肝心のRB確率はほぼ設定3の数値。
だったらこの台はBBを確率以上に引いてしまった設定3、良くて4じゃないかと言う推測になる訳です。見る必要がないとまでは言いませんが設定推測するには結局RB確率を見る事になるので合成確率はぱっと見でその台の出玉状況を判断するのに見るくらいで押し引きの判断材料にしてはいけないと言う事を理解しておきましょう。
合成確率の設定差はほぼRB確率によるものなので設定推測要素として使うべきではない!
ブドウ確率
こちらもジャグラーでは定番の設定判別要素ですね。まずは各設定毎のブドウ確率ですがアイムジャグラーの場合1~5は共通で1/6.02、6で1/5.78です。
設定差はあるもののそもそもの確率が高く確率のブレ等を考慮すると判別に使える数値になるにはかなりの回転数が必要になります。特にアイムでは1~5に設定差がない為「ブドウ確率が悪いから」と言ってむやみにやめたりすると実は設定5だったなんて事になりかねないので過信には注意です。1000回や2000回くらいカウントしても押し引きに使うには弱いのでイメージとしてはカウントしながらそれなりの回転数ぶん回して最終的な設定判別の+α要素として見ると言った感じですね。もちろん数えないよりか数えた方が良いので余裕のある方はカウントしてみましょう。スマホのカウンターアプリでも数える事は出来ますが打っている間スマホがいじりにくいし画面常時点灯でバッテリーの減りも多くなるので個人的にはカチカチくんの使用をオススメします。
ブドウ確率はRB確率の判別要素の補助として使おう!
チェリー重複確率
チェリー重複とはジャグラーの場合ブドウやリプレイ等の小役を引いた時はGOGOランプは光りませんが唯一チェリーを引いた時にはペカる可能性がありその事をチェリー重複と言います。逆にチェリーを狙って打った場合チェリーを引かずにハズレ目からペカる事を単独ボーナスと言いそれぞれチェリーBBとチェリーRB、単独BBと単独RBの4種類があります。
単BB | チェBB | 単RB | チェRB | |
1 | 1/360 | 1/1130 | 1/642 | 1/1394 |
2 | 1/354 | 1/1130 | 1/590 | 1/1237 |
3 | 1/354 | 1/1130 | 1/475 | 1/1092 |
4 | 1/340 | 1/1092 | 1/449 | 1/1057 |
5 | 1/340 | 1/1092 | 1/364 | 1/851 |
6 | 1/333 | 1/1092 | 1/364 | 1/851 |
アイムの数値を見てみるとBBは多少の設定差はあるものの単独、重複共に全設定近似値。しかしRBはどちらも設定差があり特に重複RBは4と5以上に分母差約200もあります。分母の数字が大きいのでブレやすくはありますがそれを加味してもカウントする価値はある確率だと思います。しかしブドウ確率同様にこれだけで判断出来る要素ではないのであくまで+αで考えましょう。
高設定程チェリーでペカった時RBが出やすいんだね!でも先ペカの時は単独か重複かわからないんじゃない?
先ペカ時中リール上中段に7図柄を狙って中段に止まった場合目押しが正確ならチェリー重複なので左リールにbar図柄を狙いチェリーをフォローします。チェリーが止まらなかった場合は目押しミスなので単独ボーナスでカウントしてください。7図柄が下段に停止した場合はそのまま7を揃えて大丈夫です。目押しに自信がない方は単独だった場合メダルは損しますが通常時と同様に左リールチェリー狙いで判別可能です。
出来ればRBだけでも単独か重複かカウントしよう!
ホールの設定状況
今までのは確率という目に見える推測の要素でしたがそのホールでのジャグラーの使われ方も重要な部分です。どれだけ入念に確率を出して設定の推測をしてもそのホールでそもそも高設定が使われていなければ高設定を打つ事は不可能ですからね。ホール状況を判断するのに見る項目がいくつかあるので見ていきましょう。
ホールの客付き
これがぱっと見で一番わかりやすいかもしれません。客付きが良い=お客さんの信頼を得ている=それなりに設定を入れてる可能性は高いです。更に年齢層が若かったり常連や立ち回りのうまそうな人が多ければ多い程信頼度は増していきます。逆に低稼働でお年寄りや初心者のお客さんばかりとなると怪しんだ方が良いです。
当日の稼働状況
優良なホールでも毎日お客様に還元は出来ないのでどこかで必ず回収しています。なのでその日が回収日なのか還元日なのかを自分の台だけではなく周りの台までよく見て判断する必要があります。自分の台が同じ確率でも周りの状況を見て「今日は回収日っぽいからやめるか」となるか「周りの状況も良いから続行」となるか変わってきます。更に今日はアイムが強いとかマイジャグが強いとか機種毎に力の入れ具合も変わる事が多いので出来ればジャグラーの島は一通り確認しましょう。
ホールの傾向
2024年現在ではホールに広告規制が敷かれており【○○日激アツ!】や【ジャグラーで何か起こる?】みたいなアツい日や機種の示唆が制限されてます。しかし旧特日(規制がなかった時の各店アツい日)は名残で大事にしているホールが多いので特にジャグラーの島全体の状況を確認しましょう。逆に回収傾向の日事前に把握し、避ける事が出来ればそれも勝率を上げる要素になります。
またホールの強い機種や高設定を入れる傾向(角台や並びや通路側等)も大事な設定推測の一つなので合わせて確認しましょう。
総回転数の段落で朝イチから打つのはオススメしませんと言いましたがこれらホールの傾向をしっかりと熟知した上でこの日の○○番台は高設定が入る可能性が高い!と自信を持てる場合は朝イチから狙うのもありです。
高設定の推測まとめ
以上の事をまとめると…
・ホールの傾向や当日の状況を確認して強い日を狙う
・設定推測をするには最低でも4000G以上(理想は6000G以上)回っている
・RB確率が1/255以下~1/280(アイムの場合)
・RB確率がボーダー内ならBB、合成確率は気にしない
・ブドウ、チェリー重複確率は稼働終了時、総合的に見て設定〇っぽかったなーと考えるくらいでカウントする(単品での判断はしない)
・高設定がそれなりに期待出来る根拠がないなら朝イチ(浅いG数)は打たない
これを行うだけでなんとなく座るより勝率は上がると思います。まだイマイチわからない、こんな台は高設定ですか?等気になる事がありましたら出来る限りお答えしますので気軽にXから質問してくださいね。
この記事を読んで勝率上がりましたって方が1人でも居ますように!