皆さん【完全確率】という言葉は聞いた事ありますでしょうか?数学的な言い方をすれば独立試行とも言い、毎ゲームレバーを叩くタイミングで小役やボーナスを完全ランダムの抽選を行いその結果はその前後共に影響を与えないという物です。ジャグラーを含むノーマルAタイプのスロットは完全確率でボーナスとリプレイ以外の小役確率を変動させてはいけない決まりになってます。
つまり当たり確率は常に一定でハマった後は連チャンしやすい、連チャンした後はハマりやすいという事はないですよと言う仕様です。
でも果たしてジャグラーは本当に完全確率なのでしょうか?あり得ないくらいのジャグ連をしたり逆に1000G以上ハマったりと完全確率の一言で片付けられない何かがあるんじゃないか?
今回はそう言ったジャグラーの闇の部分を実際の確率を元に深堀して行きますので良かったら最後まで読んでいってください。
ジャグ連
以前こちらの記事でジャグ連(ここでは100G以内の連チャンとします)と呼ばれる物は合成確率の軽いジャグラーだからこそ起きるたまたまの事象と書かせてもらいましたが実は私も半信半疑ではあるんです。曖昧な事は書けないので事実の部分のみ書いたという解釈です。ではジャグ連はどれ程の確率で起きるのか数字で見ていきましょう。
100G以内の連チャン期待度
上述した通りジャグラーは合成確率が軽いのでジャグ連が数回起きる事自体は納得できます。実際にアイムジャグラーを例に100G以内の連チャン期待度を見てみると
設定1ボナ連 | 設定6ボナ連 | 設定1BB連 | 設定6BB連 | |
3連 | 11.1% | 13.51% | 6.53% | 7.13% |
4連 | 4.98% | 7.37% | 2.01% | 2.32% |
5連 | 2.23% | 4.01% | 0.62% | 0.75% |
6連 | 1% | 2.19% | 0.19% | 0.24% |
7連 | 0.45% | 1.19% | 0.06% | 0.08% |
このようになります。これを見て皆さんはどう思うでしょうか?えっこんなに低いの?と言うのがこの表を見た私の素直な感想です。
しかし表現を変えてみると設定6の場合3連は約7.4回に1回、4連は約13.5回に1回の確率。設定1の場合3連は約9回に1回、4連は約20回に1回です。こう表してみると「そう言われたらそんな物かもなー」と思えるのではないでしょうか。
試しに実際のホールのデータで設定1っぽいデータ数台を約1週間分確認しましたがほぼ上記の確率の近似値でした。
このことからも実際のホールで起きている連チャンの挙動と連チャン期待度との間でそこまで大きい乖離はなくジャグ連で確率をあり得ないレベルの怪しい挙動をしているという事はほぼなく、あったとしても何千、何万分の1くらいで稀に起きるくらいなのかなと思います。
ハマり
では逆にハマり確率ですがジャグラー程確率が軽い台なのに1000G超えのドハマりしている台を見かける事がたまにあると思います。現行の6号機のジャグラーで私が実際自分の目で見た最大ハマりは1600Gです。SNSでは2000G超えなんて物も画像が出回ってたりしてました。
これを「やっぱりジャグラーは怪しい!」と思う人も居るのではないでしょうか?それではハマりが起こる確率をこちらもアイムを例に見ていきましょう。
設定1ボナ間ハマり | 設定6ボナ間ハマり | 設定1BB間ハマり | 設定6BB間ハマり | |
500G | 5.09% | 1.95% | 15.97% | 14.02% |
1000G | 0.26% | 0.03% | 2.55% | 1.96% |
1500G | 0.01% | 0.0007% | 0.4% | 0.27% |
2000G | 0.0007% | 0% | 0.06% | 0.03% |
500Gハマりくらいなら日常茶飯事で見かけるんじゃないでしょうか?その確率は設定1なら約20回に1回、一日60回ボーナスを引いたら3回は500Gハマる確率です。
1000Gハマりになると確率は一気に下がり設定1で約385回に1回、毎日60回ボーナスを引いたら7日目には1000Gハマる確率です。
更に設定が上がれば当然ハマる可能性はこれよりも低くなるのでもっと起きにくい。つまり1000Gハマりはそうそう起きない確率という事がわかると思います。
私が見た事のある最大ハマり付近の1500Gハマりも起こる確率としては設定1で約1/10000とかなりの低確率ではありますが仮に全国にアイムが10万台あるとしたら全台ペカるまで回した時10台は1500Gハマる計算になるので現実的にあっても不思議ではないと言えます。
ハマり関しても実際のホールデータから設定1っぽいデータ数台を約1週間分確認しましたが500Gハマり、1000Gハマり共に上記の確率の近似値でしたのでジャグ連同様確率をあり得ないレベルで怪しい挙動をしているという事はないのかなと思います。
まとめ
ジャグ連、ハマりそれぞれで起こる確率を出した上でホールデータの集計を行いましたが今回の検証で怪しい挙動は見受けられませんでした。もちろんサンプル数が少ないのは否めませんがそれでも今までの経験込みで確率を超越する何かがあるようには私には思えませんでした。
今回の検証を元に出した結論は
・ジャグラーは完全確率で抽選されている
・ジャグ連もハマりも見た時の衝撃が強い為に強烈に記憶に残り、そうなりやすいと感じている
・ジャグラーに闇は存在しなかった
これが私なりの答えです笑
しかしジャグラーには波理論だったり2000枚の壁だったりと挙動が怪しまれている点はいくつかあるのでその辺りも今後考察していきますのでまた次回の記事も是非読んでくださいね。
それではまた!
あくまで個人の見解であって皆さんの考え方を否定はしないので何卒m(__)m